電動キックボードの「免許不要」は2023年7月から開始されます。これは「電動キックボードの規制緩和」の一環です。
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今までは電動キックボードの免許・ライセンスはどうだったのか？
電動キックボードに関しては道路交通法上「車両」の扱いになります。理由としては電動式モーターの定格出力が0.60キロワット以下になると原動機付き自転車扱いになります。0.60キロワットを超えるものは普通自動二輪扱いになります。
普通自動二輪車になるため道路通行時には、普通免許が必要になります。また、ヘルメットの着用も着用義務があります。（無免許運転 罰則:3年以下の懲役又は50万円以下の罰金）
2023年の電動キックボードの規制緩和は？
電動キックボードの規制緩和が2023年7月から開始されます。電動キックボードの車両区分を変更するもので、16歳以上・時速20Km以下といった条件が組み合わせられると免許がなくても乗車することが可能になります。
具体的な法改正としては、最高速度が時速20km以下の電動キックボードは「特定小型原動機付自転車」と区分されるようになるためです。電動キックボード本体に、速度によって表示のかわるランプの実装も必要になってきます。
電動キックボードにヘルメットは必要？
電動キックボードにヘルメットは必要になるのでしょうか？結論としては2023年7月からはメットは不用になります。電動キックボードは「特定小型原動機付き自転車」という扱いになるためです。他に必要になるのは車両に尾灯、制動灯、ナンバープレートの装備です。ヘルメットの着用は「必須」ではありません。ヘルメットは努力義務という区分になります。
自転車事故での死者の56％が頭部を損傷したことによるケガになります。ヘルメットの着用が交通事故に遭った時の頭部を守ります。法令上問題ないといえど、極力着用することをおすすめします。
